【キッズ脱毛】子供が脱毛をするデメリット・リスクは？

公開日：2021.05.10 / 最終更新日：2021.08.4

怖がる子供

子供が脱毛をするデメリットとは？

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最近、子供に脱毛を受けさせる親や、キッズ脱毛を取り扱うサロンが増えてきています。体毛の濃さに悩むお子さんが「脱毛をしたい！」と言うものの、どんなデメリットやリスクがあるのか不安だという方も多いのではないでしょうか？この記事では、子供が脱毛をするデメリット・リスクを紹介します。

子供の脱毛も効果はある？

子供の脱毛にも、効果はあります。脱毛できる年齢には具体的な規則が決められておらず、キッズ脱毛を取り扱うサロンは、対象年齢を「7歳から」「10歳から」「生理がきてから」など各々設定しています。中には「3歳から」を対象年齢にしている脱毛サロンも。ただし、子供の毛と毛を作る毛包はまだ未熟で、生え変わりのサイクル（毛周期）も安定していません。その状態で脱毛をしても、ホルモンバランスの変化によって成長後にまた毛が生えてきたり、大人よりも効果が薄かったりしてしまいます。つまり、期待通りの効果が得られない可能性があるということです。

子供の脱毛で考えられるデメリット・リスク

3歳から脱毛なんて身体に影響はないの？と驚いた方も多いのではないでしょうか？脱毛は子供の身体的な発育には影響が無いと言われています。しかし、考えられるデメリットやリスクはいくつもあります。ここからは、子供が脱毛をするのにはどのようなリスクやデメリットがあるのか紹介します。

痛みを感じることがある

脱毛は基本的に痛みを伴います。代表的な脱毛の方法は、医療機関で受けられる「医療レーザー脱毛」と、エステサロンで受けられる「光脱毛」の2種類。特に「医療レーザー脱毛」は痛みが大きいですが、医療機関なので麻酔クリームを使用できることもあります。痛みの大きさは毛の質や量、肌質によって変わりますが、小さな子供にとっては我慢できない可能性も考えられます。

火傷の可能性がある

プロとはいえ、人の手で行われるものなので、脱毛は肌トラブルが100％ないとは言い切れません。そのため、マシンの状態や施術者の技術の低さなどが原因で、稀に火傷を負うことがあります。また、日焼けした肌は脱毛によって火傷しやすいため、外で運動をする機会の多い子供はリスクが高いと言えます。より安心して通えるクリニック選びと、日頃の日焼けケアが重要です。

肌が乾燥しやすくなる

脱毛は肌にレーザーや電気を流すため、熱によるダメージが肌に加わります。その結果、脱毛後の肌はバリア機能が低下して乾燥しやすい状態になるのです。しっかりと化粧水やクリームなどでアフターケアしないと、肌がカサカサしたり、炎症を起こしたりしてしまうことも。小さな子供の場合は、保護者の方がケアをサポートしてあげる必要があります。

費用がかかる

キッズ脱毛も費用は高額になります。低価格で体験や「キッズ脱毛料金」を設定しているエステサロン・クリニックもありますが、高くて数十万円になることも。先ほども紹介したように、ホルモンバランスの変化によってまた新しい毛が生えてきたり、大人よりも効果が薄くなったりすると考えると、勿体無いかもしれません。

子供が脱毛するメリットは？

様々なデメリットが考えられる子供の脱毛ですが、メリットにはどのようなものがああるのでしょうか？子供が脱毛するメリットを紹介します。

自己処理のリスクを避けられる

子供が自分でムダ毛をどうにかしようとして、カミソリを使って怪我をしてしまうかもしれません。また、カミソリや電気シェーバーは、毛と一緒に皮膚表面の角質層毛を削ってしまうため、赤みやかゆみなどの肌トラブルを起こす可能性もあります。脱毛をすれば自己処理がほとんど必要なくなるはずなので、自己処理で起こる怪我や肌トラブルのリスクは避けられます。

コンプレックスを解消できる

思春期のムダ毛の悩みは、大人が考えているより深刻かもしれません。コンプレックスで内向的になっていたり、学校でいじめの原因になっていたりする可能性もあるのです。そのような場合、脱毛することで一時的にでも精神的負担を和らげてあげられます。

脱毛をするのに適切な年齢とは

効果的に脱毛をするには、早くてもホルモンバランスが落ち着いてくる16歳ごろから始めるのがおすすめです。また、毛周期が安定するのは20歳ごろだと言われています。毛周期やホルモンバランスが落ち着くと、脱毛をしなくても毛の濃さが落ち着くこともあります。コンプレックスに酷く悩まされているのでなければ、成人するまで様子を見てから脱毛を始めても遅くはありません。