除毛クリームを顔に使うとヒリヒリする理由は？

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肌に塗り、しばらく放置してから洗い流すだけでムダ毛処理ができる、除毛クリーム。しかし、顔に塗るとヒリヒリしたという経験はありませんか？そもそも、除毛クリームは顔に使えるのでしょうか。この記事では、除毛クリームを顔に使うとヒリヒリする理由と、おすすめの「顔のムダ毛処理方法」を紹介します。顔のムダ毛処理に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

除毛クリームは顔に使える？

男性は髭、女性は鼻の下の産毛など、顔のムダ毛も気になるもの。でも、除毛クリームで処理しようとすると顔がヒリヒリしますよね。そもそも除毛クリームは顔に使えるのでしょうか？

顔には使えないものが多い

除毛クリームは、ムダ毛を溶かして取り除くアイテム。毛を溶かすだけあって刺激が強く、顔に使用できない商品が多いです。顔に使用可能な商品は、「顔専用」「口元の産毛用」など、ボディと併用ではなく専用になっているものがほとんど。一般的に販売されている除毛クリームは顔への使用を想定されていません。

「顔に使用可能」と明記されているものだけOK！

除毛クリームは、「顔に使用可能」と明記されているものだけ顔に使用してください。国民生活センターの調査によると、2014年以降、男性がヒゲを除去するために使用し顔などに皮膚トラブルが発生した報告が増えているそうです。（参照：http://www.kokusen.go.jp）使用可能部位の記載をチェックして、正しく使用することが大切であるとわかりますね。

除毛クリームで顔がヒリヒリする理由とは

除毛クリームを顔に塗ると、なぜ顔がヒリヒリするのでしょうか？その理由を紹介しましょう。

毛を溶かす成分が肌にとって刺激が強いから

脱毛クリームの主な有効成分は、たんぱく質を溶かす「チオグリコール酸カルシウム」です。 この成分は毛のたんぱく質の中の「シオチン」の結合を分解し、毛に含まれるたんぱく質組織を破壊することで毛を溶かします。脱毛クリームはこの有効成分を効果的に働かせるために、強アルカリ性になっていることが多く、弱酸性の健康な肌に長時間塗るとヒリヒリしたり赤くなったりを刺激を感じることがあるのです。

顔の皮膚は特に薄いから

顔の皮膚は身体の他の部位の皮膚に比べて薄く、特に目の周りの皮膚は体の皮膚の平均値の3分の1ほどの薄さです。そのため、顔は刺激に弱くデリケートで、顔への使用を想定されていない一般的な除毛クリームを顔に使うとヒリヒリしてしまうのです。

粘膜を傷つけやすいから

多くの皮膚用の外用薬の注意書きに「粘膜に使用しない」と書かれているように、粘膜は傷つきやすくデリケートで、皮膚には問題ないものでも付着すると炎症を起こしやすい場所。口、鼻、目と粘膜が多い顔は、除毛クリームによって粘膜を傷つけやすいのです。一般的な除毛クリームの注意書きにも「目や口に入らないようご注意ください。万一入った場合はすぐに流水で洗い流し、本製品を持参して医師へご相談ください。」などの記載があるはず。同じ理由でVIOへの使用も避けてください。

おすすめの「顔のムダ毛処理方法」

一般的な除毛クリームは顔への使用はできません。それではどんな方法が顔のムダ毛に向いているのでしょうか？おすすめの「顔のムダ毛処理方法」を紹介します。

電気シェーバー

簡単なのにしっかりと顔のムダ毛を処理できるのが、電気シェーバーです。敏感肌の人にはソフトな肌当たりで肌に優しい回転式の電気シェーバーが、肌の強さに自身があり剃り心地を追求したい人にはパワフルな往復式の電気シェーバーがおすすめ。男性の髭だけでなく女性の顔の産毛処理にも、カミソリよりもフェイス用電気シェーバーの方が低刺激でおすすめです。

サロン除毛

顔の産毛が気になるという女性におすすめなのが、サロンでの除毛（シェービング）です。特にブライダル前などに人気のメニューですが、自分で処理するより、専門家やプロに正しい方法で除毛してもらえるのは魅力的ですよね。リラクゼーション効果も期待できます。

脱毛

顔脱毛も、男女ともにおすすめの方法です。男性は髭の手入れや青髭のコンプレックスから解放され、女性は顔のトーンが上がり、化粧のノリも良くなります。顔脱毛は特別なメニューではなく、一般的なサロンやクリニックでも受けることができますよ。

自分に合った顔のムダ毛処理方法を見つけよう！

除毛クリームを顔に使うとヒリヒリする理由や、おすすめの「顔のムダ毛処理方法」を紹介しました。残念ながら、除毛クリームは顔への使用は基本NG。どうしても除毛クリームで顔のムダ毛処理をしたい場合は、「顔に使用可能」のもの、もしくは「顔専用」のものを購入してください。自分に合った顔のムダ毛処理方法を見つけて、ツルツル肌を目指しましょう！