男の永久脱毛はまた生えてくる？

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体毛の濃さに悩んでいる男性は、「毛深いから永久脱毛をしてもまた生えてくるのでは？」と思っていませんか？永久脱毛をしてもまた生えてくる可能性はありますが、それは毛深さとはあまり関係ありません。この記事では、また生えてくる？という男の永久脱毛の効果に対する疑問を解決していきます！永久脱毛を検討している男性はぜひ参考にしてくださいね。

そもそも「永久脱毛」の定義とは？

「永久脱毛」と聞くともう一生毛が生えてこないというイメージを持ちますが、実はそうではありません。米国電気脱毛協会(American Electrology Association)は、永久脱毛を「最終脱毛から1カ月後の毛の再生率が20％以下である事」などと定義しています。つまり、再び毛が生えてくる可能性がゼロにするものではなく、「高い減毛率を長期間にわたり維持できる脱毛法」なのです。

永久脱毛の種類と効果

「永久脱毛」の定義がわかったところで、ここからは永久脱毛の種類と、それぞれの脱毛効果の仕組みを紹介します。

永久脱毛：医療レーザー脱毛

医療レーザー脱毛は「医療脱毛」「レーザー脱毛」とも呼ばれており、肌にレーザーを照射して毛母細胞を破壊し毛を生えにくくする、永久脱毛が可能な脱毛方法です。医療レーザー脱毛には、肌の黒い色素（メラニン）に反応する波長のレーザーが用いられています。このレーザーを使った施術は医療行為にあたるため、医療機関でしか行うことができず、皮膚科医のいる病院やクリニックのみで受けられます。

永久脱毛：ニードル脱毛

ニードル脱毛は「電気脱毛」「針脱毛」などとも呼ばれています。毛穴に細い針を挿入し、0.25～0.5秒間微弱の電流を流すことによって毛根の細胞にダメージを与えて毛を生えにくくする、永久脱毛が可能な脱毛方法です。1本1本に処置が必要なため施術に時間がかかりますが、メラニンに反応させるレーザーとは異なり、毛や肌の色に関係なく脱毛することが可能です。ニードル脱毛も医療行為にあたるため、病院やクリニックなどの医療機関のみで受けられます。

非永久脱毛：光脱毛

光脱毛は「フラッシュ脱毛」とも呼ばれてており、肌のメラニンに反応する光を当てて毛根にダメージを与え、毛を生えにくくする脱毛方法です。医療行為にあたらないため、エステサロンでも受けられますが、永久脱毛ではなく脱毛効果は比較的弱いです。しかし、毛周期に合わせて何度も施術を受ければ、永久脱毛に似た効果を得られる可能性はあります。医療レーザーやニードル脱毛に比べて施術時の痛みが小さいのがメリットです。

永久脱毛をしても毛が生えてくる原因

永久脱毛をしても毛が生えてくるのには、以下のような原因が考えられます。

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

男性ホルモンの乱れ

一般的にホルモンと体毛は密接な関係にあり、ホルモンバランスが乱れると、体毛が生えたり濃くなったりします。女性ホルモン・男性ホルモン共にバランスが乱れるとワキやデリケートゾーンの毛に影響し、男性ホルモンの働きが強くなると髭や胸毛、お腹の毛、手足などに太く濃い毛が生えると言われているんです。その際、以前は毛が生えておらず永久脱毛の影響がなかった部分などから新しい毛が生えてしまいます。

施術漏れ

永久脱毛でよくあるトラブルのひとつに、「施術ができていない箇所があった」という、いわゆる「施術漏れ」があります。クリニックも細心の注意を払っているはずですが、人の手で行う脱毛において100％漏れがないとは言い切れないのです。しっかりと施術ができていない箇所からは、もちろん再び毛が生えて来てしまいます。施術漏れがあった場合は追加料金なしで再施術してくれるクリニックも多いですので、事前に確認しておくことをおすすめします。

硬毛化・増毛化

「硬毛化」「増毛化」とは、レーザー脱毛や光脱毛で起こることのあるトラブルのひとつ。照射の影響で、かえって毛が濃く固くなったり（硬毛化）、増えたりする（増毛化）現象です。原因はまだ判明していないため、予防法がありませんが、産毛などのもともと毛が薄い部位で起こるリスクが高くなることがわかっています。多くの場合、施術を続けることで改善されていきますが、その分必要な回数が増えるため、計画通りの回数・期間で終わらせてしまうとまた毛が生えてきてしまいます。

また生える可能性も理解して永久脱毛を検討しよう！

「男の永久脱毛はまた生えてくる？」という疑問について解説しました。男性だから・毛が濃いからまた生えてくるのではなく、そもそも「永久脱毛」が再び毛が生えてくる可能性がゼロにするものではないため、様々な要因でまた毛が生えてくる可能性があるということなのです。生える可能性もあるということを理解した上で、永久脱毛を検討しましょう！